シロ①1/22

 そういやなぜブログをやろうってなったのかの経緯をまったく話していなかったなあと思いました。なんか字書きの日常が知りたい、エッセイ的なの読みたい、みたいな話になったんじゃなかったかなあ。すっかり共同言い出しっぺのつもりでいたし、きゃべつからにすると五十音順がちょうどいい(?)じゃん、と思ったので、申し訳ありませんがこのままの順番でやらさしてもらいます。

 近ごろはさっぱり文章を書いていないので、かなり久しぶりにキーボードを引っ張り出してきました。近況といっても特筆すべきこともありませんが、最近触れてよかったものでも書こうかな。

 

 まずパラサイトをようやく見ました。公開直後からとても気にはなっていたんですが、結構気分が落ち込むと聞いていたので、機嫌の良いときに見ようと先延ばしにしまくっていたら、いつの間にかこんなに時間が経っていました。
 評判に違わず割と落ち込んで、でもとても面白かったです。起承転結がかなりはっきりしている作品で、その中でも転の部分が超エグかった。エンジェルフォール並みの高低差があって耳キーンなるかと思いました。未視聴の人のためにネタバレはしません。耳がキーンとしたときは唾を飲み込むとよいです。
 今度日本では舞台化されるそうです。キャストが古田新太宮沢氷魚伊藤沙莉江口のりこだそうで、見に行くかは未定ですが、かなり期待値高いですね。

 

 正月休み中は、これもリリース当初からずっと気になっていた「7days to  end  with you」をやりました。なぜか据え置きゲーだとずっと勘違いしていて手が伸びてなかったんですが、普通にアプリで遊べました。
 目を覚ますと見知らぬ人物が知らない言語で何事かを話しかけてくる、そして自分には記憶が無い……自分は身振りやようすで言葉の意味を予想する。すると段々相手の言っていることがわかるようになっていって、自分の置かれている状況も理解できてくる……というゲームです。周回ゲーです。
 トータル三時間から六時間ぐらいでクリアできるんじゃないかなーっていうぐらいのボリューム感。アップルストアだと600円程度だったと思います。分岐が結構あるので、コンプ厨には堪らない、かもしれない。
 最後の方は、一緒にプレイしていたきゃべつや氷炭さんとワードを推測し合ったりして、それも楽しかったです。みんながどういうエンドに辿り着くか見たいので、おすすめしておきます。

 

 今年の芥川賞が発表されましたが私は昨年の受賞作品をようやく読み終わりました。一年ほど積読していましたが、読み始めたら一時間程度で読み終わりました。これもとても面白かったのでおすすめします。
 はじめの方こそ「へー、これが芥川賞作品か。私にも書けそうじゃん」などと綿矢りさ並み感を覚えましたが、後半にいくにつれてどんどんのめり込み、あっという間の一時間でした。読後感はもんにょりしてます。ほかの人の感想も聞きたくて、読み終わったあとにきゃべつにラインしちゃった。
 あらすじは調べて欲しいんですが、まあよくある話っぽい。あらすじは、ありそう。割とよく聞く感じ。でもなんていうか……うわー、それ書いちゃうか。みたいな感じ。その気持ちになるよ、確かに感じたことある。それ書いちゃうのかー、って感じ。
 特に胸に刺さったところに折り目をつけてあるので、感想が新鮮なうちに誰かと話したいです。ぜひ読んでみてください。

 

 割と書いちゃったな。こんなに文字数なくてもいいです、極論二行とかでもいい。間隔ももっと短くてもいいし、長くなってもいい。まあ一月ぐらいではパスしたいねって感じ。負担にならない程度に、緩くできたらいいなと思います。
 今年はずっと置いておいたものを片付けたいなと思っています。さっそく三作品触れられたので良いスタートだなと思います。みんなもおすすめ作品があったらぜひ書いてね。